購入する中古車を決めた場合、どのような事務手続きがあり、必要な書類があるのでしょうか。
「一般中古車」とは、私たちが購入し、使用した後に売却し、再び販売される車両のこと指します。「一般中古車」と同じように使用した車両を引き取り、売却することは同じになりますが、「認定中古車」というものもあります。「認定中古車」とは正規ディーラーの取り扱う車両で、比較的新しい車両が対象となります。走行距離、数多くの検査や部品の交換など、十分にメンテナンスを行った一定以上の品質を保証した中古車となります。ディーラーが保証をつける分、一般中古車に比べて販売価格は高くなる傾向がありますが、購入する際に、信用と安心感が増します。「一般中古車」「認定中古車」は販売され、使用された後に再び販売される車両ですが、これとは違った「新古車」という車があります。「中古車」とは一度ナンバー登録された車両という定義がありますが、ディーラーのショールームに展示してある車両や試乗車なども、ナンバーがついていれば、誰も乗っていなくても「中古車」となります。このような走行距離が短いままに中古車扱いとなる車両を「新古車」(未使用中古車)といいます。このような「新古車」も中古車市場でたくさん取り扱われています。新車購入は経済的に無理だけど、中古車も避けたいと思っている方には、この「新古車」を検討してみる価値があります。
1960年代には現在のような中古車流通の仕組みが整備されていませんでした。新車を購入する際に下取りした車両は、ディーラーが自社で販売したり、販売しきれない場合は、ブローカーを通して中古車販売業者へと流したりしていました。このころの中古車販売業者は、企業の規模としては零細なものが多く、中古車市場はディーラーに主導権がありました。しかし高度経済成長のなか、ディーラーは中古車部門への関心は低く、力を注ぐことはありませんでした。1970年代に入ると、中古車のオークション形式が各地で行われるようになり、1980年代には、大規模なオークションやインタネットオークションなども開かれるようになり、車両を大量で売買が可能になりました。1990年代には全国展開を行う中古車買取専門の業者も登場しました。中古車の仕入れが安定することで、特定の車種をのみを扱うといった独立系販売業者も増加しました。その後中古車市場は成長拡大し、大規模な中古車取り扱い業者も見受けられるようになりました。このような中古車買取専門業者の著しい進出によりディーラーの中古車市場における地位は低下しましたが、90年後半になると中古車市場も頭打ちの状況となり、経済の影響から安い低年式中古車の需要が高まり、中古車取り扱い業者にとっては厳しい状況になりました。また2000年に入るとディーラーが中古車取扱店を立ち上げるなど、ディーラー自身も中古車市場へ参入する動きもあるようです。
ここ数年、日本経済の低迷化から新車販売数が減り始めました。また以前なら数年で買い換えていた車を長く乗るという利用者も増え、そのため高年式・低走行の中古車が市場に出回る台数が減少する傾向があります。反面10年以上を超えた中古車は国内での販売は難しい面があり、中古車を取り扱う小売業者には厳しい環境となっています。以前は10年以上の低年式中古車は販売の見込みがないため解体処分されていましたが、日本の車は故障が少ないという理由から海外からの中古車の需要が増えているほか、部品取り用としての需要もあるようで、「リユース車」としてオークションなどで取り引きされるようになっています。新車の販売台数に伸び悩むディーラーも新車販売のみではなく、中古車市場へも注目を注ぎ始めるようになりました。ディーラー直営の中古車取扱店が中古車の販売台数の割合が年々増加する傾向にあります。以前は雑誌や新聞広告、中古車販売店へ直接見に行くなどが中古車情報を収集する手段でしたが、現在では大手中古車取扱店だけではなく、独立系小売店もホームページなどで宣伝を行っています。インターネットを利用することにより、全国の中古車の情報を収集することができ、この流れはますます拡大すると考えられます。しかし、インターネットに記載されている情報は、実際に見たり、試乗したりと直接確かめることができないので、業者の信用度が大切となります。ここ数年、国際的に二酸化炭素の排出削減の動きがあり、環境への配慮も必要となってきています。日本でもハイブリット車や低走行車などに対して、減税などの優遇を行っています。中古車市場においてもやはり低年式の中古車は排気ガス等の問題もあり敬遠される傾向にあり、逆にハイブリット車などは人気が高くなっているようです。
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